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岩手県農産物改良種苗センター

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米麦種子等の安定生産供給に関する要請

採種事業を取り巻く環境は全国的に、種子生産者の高齢化にともなう後継者不足、種子センター施設の老朽化の進行、国や県行政の採種事業への関与の減少など喫緊の課題が山積している状況にあり、平成25年2月に全国主要農作物種子安定供給推進協議会・全国農業協同組合中央会・全国農業協同組合連合会の3者連名で、主要農作物種子事業に係る国への支援要請が行われております。

これと呼応する形で、当センター、JA岩手県中央会、JA全農いわては3月28日に、東北農政局盛岡地域センターを訪問し、米麦種子等の安定生産・安定供給に関する要請書を手渡しました。

要請の内容は、①麦・大豆種子を経営所得安定対策の対象とすること②種子センターの老朽化に対する補助事業の充実③圃場・生産物審査の体制強化と予算確保④種子の生産リスク低減の取組強化の4項目です。

岩手県内においても、全国と同様に多くの課題を抱えていることから、要請書を手渡しした後、米麦種子に係る国の支援について意見交換を行いました。