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岩手県農産物改良種苗センター

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水稲種子生産者現地研修会の開催

6月24日(火)、花巻市宮野目地区の農事組合法人遊新の採種ほ場を会場に、種子生産者現地研修会が、岩手県種子生産部会協議会と当センターの合同開催により、県内の水稲種子生産者及び関係機関・団体の職員の総勢150名の参加により実施されました。 

研修会では、会場となった農事組合法人遊新の高橋組合長より経営及びほ場の概要説明があり、県中央農業改良普及センターの長谷川主査農業普及員より採種ほ場の混種防止やイネばか苗病の対策を中心とした講習が行われました。 

また参加者によりほ場での異品種・異型株等の抜き株作業も行われました。 

出席した生産者からイネばか苗病の対策に関して熱心な質問・意見等が出され熱の入った研修会となりました。 

ほ場での研修の後、花巻市二枚橋に一昨年設置された全農岩手県本部の農業倉庫『絆』を、全農岩手県本部杉山センター長の案内で視察研修させて頂きました。 

鉄筋平屋建て、延べ床面積1万273.9坪、低温保管倉庫10室を備え、最大で1万8,600トンの米の収容が可能な施設で、近年、経営の大型化により生産者のフレキシブルコンテナバックで持ち込みが増えていることに対応し、当施設で受け入れ検査を行い即入庫する方式も行っていることでした。 

研修終了後は、花巻市内の金婚亭『こびりの里』で昼食をとり散会となりました。天気にも恵まれ、大勢の種子生産者の参加を得、盛会裏に終了できました。 

〇総勢150名による採種ほ場での研修 

〇県中央農業改良普及センター 長谷川主査農業普及員による講習 

〇全農岩手県本部農業倉庫『絆』の視察